2024.11.09

【木造建築のプロが教える】木造のメリット・デメリットとは?徹底的に解説します!

はじめに

みなさんこんにちは。高知県高知市城山町にある非住宅木造建築が専門の匠建設です。

早速ですが、木造建築と聞いて

「木造建築って、地震に弱そう…」 「鉄骨造やRC造と比べて、木造って何が違うの?」

「木造は安いって聞くけどコスト以外のメリットは無いの?」

このようにお考えの方も多いのではないでしょうか?

木造建築は、古くから日本の風土に根付いてきた建築様式ですが、近年では技術革新により、大規模な建物にも採用されるようになってきました。

そこで今回は、大規模木造建築のメリット・デメリットを、匠建設が分かりやすく紹介いたします。

この記事を読めば、大規模木造建築についての理解を深めることができます。

特に、木造建築の可能性に興味をお持ちの方やメリット、デメリットを知りたい方、環境に配慮した建物を検討されている方は、ぜひ最後まで読んでみてください!

 

木造建築とは?

木造建築とは、木材を主要な構造材として使用した建築物のことを指します。

古くから日本の住宅や神社仏閣などに用いられてきた伝統的な工法ですが、近年では技術の進歩により、大規模な建物や高層建築にも利用されるようになってきました。

木造建築は、鉄骨造やRC造とは異なる特徴を持つため、メリットとデメリットをしっかりと理解することが重要です。

 

大規模木造のメリット

経済性

木造建築は、鉄骨造と比べて建築費用を抑えられる場合があります。

特に、介護福祉施設のような大規模建築の場合、木造を選択することで、鉄骨造と比較して1000万円~1500万円ほど建築費用が安くなるケースもございます。

これは、木材の加工のしやすさや、基礎工事や地盤改良工事の簡略化による工期の短縮などが要因として考えられます。

ただし、建築費用は建物の規模や仕様、地域などによって大きく異なるため、事前にしっかりと見積もりを取ることが重要です。

 

環境への配慮

木造建築は、環境に優しい建築物として注目されています。

木材は、成長過程で二酸化炭素を吸収するため、建材として利用することで、大気中の二酸化炭素を削減することができます。

また、木材は再生可能な資源であるため、持続可能な社会の実現にも貢献します。

実際に、木造建築は他の建築物と比べて、製造過程で排出される二酸化炭素の量が少ないというデータも出ています。

 

快適性

木材は、調湿効果や断熱効果、気密性に優れているため、木造建築は、夏は涼しく、冬は暖かい、快適な空間を提供することができます。

また、木材は音を吸収する効果もあるため、静かで落ち着いた空間を作ることができます。

実際に、木造住宅に住んでいる方、木造建築物を訪れた方の多くが、室内の湿度が安定していることや、木の香りが心地よいことなどを実感しています。

 

地震に強い

近年、木造建築の耐震性も大きく向上しています。

最新の技術を用いることで、大規模な地震にも耐えられる、強固な木造建築物を建てることが可能です。

例えば、CLT(直交集成板)や製材集成材などのエンジニアリングウッドを使用することで、従来の木造建築よりも高い強度と耐震性を実現することができます。

 

大規模木造のデメリット

火災への対策

木材は燃えやすいという性質があるため、木造建築では、火災への対策が重要となります。

建築基準法では、木造建築物の防火性能について、厳しい基準が設けられています。

そのため、設計段階から耐火性に配慮し、適切な防火対策を施す必要があります。

例えば、木材に石膏ボードでの被覆を施したり、 消防機器を設置したりすることで、火災のリスクを低減することなどが挙げられます。

 

防腐・防蟻処理

木材は、腐朽やシロアリの被害を受けやすいという性質があります。

そのため、木造建築では、防腐・防蟻処理が欠かせません。

定期的なメンテナンスを行い、建物の劣化を防ぐ必要があります。

近年では、薬剤を使用しない、比較的環境に優しい防腐・防蟻処理方法も開発されています。

 

大規模木造の施工事例

匠建設の施工事例

匠建設では、これまで多くの木造建築物を手がけてきました。

例えば、介護福祉施設やクリニックなど、様々な用途の建物を木造で建築しております。

これらの建物は、地域社会に貢献するとともに、木造建築の魅力を広く発信しています。

またお施主様からは「木造で建てたのでコスト面だけでなく自由度が高く、デザイン性にも優れている」とのお声をいただいております。

 

国内外の施工事例

近年、国内外で木造建築の需要が高まっています。

高層ビルや大規模公共施設など、様々な建物の種類で木造建築が採用されています。

これらの事例は、木造建築の可能性を示すとともに、今後の建築業界のトレンドを牽引していくと考えられます。

 

まとめ

今回は、大規模木造建築のメリット・デメリットについて解説しました。

木造建築は、環境に優しく、経済的で、快適な空間を提供できるなど、多くのメリットがあります。

一方、火災や腐朽への対策など、注意すべき点もあります。

匠建設では、お客様のニーズに合わせて、最適な木造建築をご提案いたします。

大規模木造建築にご興味のある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

匠建設では木造化木質化相談会が随時予約可能となっております。

少しでも気になる点がございました方は以下からご予約ください。

⇩画像をクリック
木造化木質化相談イベント情報

最新記事はこちらから

カタログ・お見積りはお気軽に。
入力は簡単、60秒でオーダー可能。
「低価格」「断熱性」「短工期」を実現する大規模木造建築を実現します。

CATALOG 無料カタログ

MORE

ESTIMATE 無料お見積り

MORE

お問合せ

当社に関するお問合せ・ご要望は、フォームまたはお電話にて受け付けております。
お急ぎの場合は、お電話ください。

TEL.088-856-9272受付時間/9~18時(水曜日定休除く)

お問合せフォーム

株式会社建匠

〒780-8037 高知県高知市城山町193-1
TEL:088-856-9272 / FAX:088-856-9282

商品カタログダウンロード受付中!受付はこちら 商品カタログダウンロード受付中!受付はこちら